アロエの歴史
 私たち人類は、4000年ほど前には既にアロエを使っていたと考えられています。その根拠として、エジプトで発見された紀元前1550年頃のミイラの棺の中から、"数百年前からアロエが使われている"と書かれたパピルスが見つかっていることがあげられます。

 また、マケドニア帝国のアレキサンダー大王が、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの助言により、兵士の傷の治療や健康維持のためにアロエ栽培をさせていた話や、世紀の美女と呼ばれるクレオパトラが、エジプトの乾燥した気候と強い日差しから自らの肌を守るため、アロエを用いた話もエピソードとして残されています。
その他、中国、インド、ペルシア、ギリシャ、ローマなど、世界各地でアロエが使われていたエピソードが数多く残されており、日本でもアロエは「医者いらず」と呼ばれ、古くから民間療法に使われています。