体に働くメカニズム
 アロエベラは数多くの作用を持っていますが、それらの作用は、アロエベラに含まれる成分が渾然一体となって働くことで起こります。
 例えば「アロエはやけどに良い」とよく言いますが、やけど(重度のものではなく1-5段階のうち2程度までのもの)をすると、皮膚に赤い斑点やむくみなどが生じます。そこにアロエベラの葉肉部(ジェル)を塗ると局部の発熱は収まり、サルチル酸が局部の炎症を抑えます。続いて、ビタミンC、多糖体、糖蛋白が皮膚の細胞を活性化し、コラーゲンの合成を高めます。その後、免疫を調整する成分が皮膚を修復し、再生させます。
このように、いろいろな成分が線維芽細胞に相乗的に働きかけ、最終的にやけど(炎症)を完治へと導くのです。

 その他にもアロエベラには数多くの作用がありますが、それらの作用もアロエベラに含まれる多種多様な成分が細胞に働きかけ、細胞を元気にすることで、その細胞が集まってできている組織や器官、臓器までもが元気になるというメカニズムで行われます。
アロエベラのその作用の秘密は200種類に及ぶ成分が互いに協力し合う働きにあるのです。
例えるならば、200種類に及ぶアロエベラ成分のオーケストラが奏でる、美しいシンフォニーと言えるでしょう。