アロエベラは女性の味方?
<その1>
 クレオパトラも愛したと言われるアロエベラには、「潤いを保つ働き」、「ひきしめる働き」、「コラーゲンを合成する働き」など、肌に良いと言われる働きがたくさんあります。
 例えば、女性なら誰でも気になるお肌の「シミ」や「黒ずみ」。紫外線(B波・UVC)を浴びると、表皮の一番下の基底層にある色素細胞(メラノサイト)の中で黒色系のメラニン色素が作られます。これは紫外線が真皮に届かないようにするための防衛手段なのですが、このメラニン色素こそが、シミや黒ずみの正体です。
アロエベラに含まれるアロエシンやその関連化合物はメラニン色素を作るチロシナーゼの働きを抑えます。チロシナーゼが働きにくくなれば、メラニン色素ができにくくなりますので、シミや黒ずみが沈着しにくくなります。

 アロエベラは「日焼け」にも力を発揮します。海水浴やサーフィンなど夏の海に出かけたとき、肌が真っ赤になる、お風呂に入るとしみる、夜になってもほてりや痛みが取れない、などという経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
日焼けは簡単に言うと「紫外線によるやけど」です。日焼けへの働きは、軽度のやけどの場合と同じです。
※「体に働くメカニズム」で説明

 また、ニキビの悩みにもアロエベラは力を発揮します。便秘が原因のニキビであれば、アロエベラの腸を助ける働きがぜんどう運動を調節し、便秘を解消へと導きます。細菌による炎症が原因のニキビであればアロエベラの殺菌力が力を発揮します。
「美しさの基本はお肌から」…アロエベラは女性の強い味方です。