プロポリスのチカラ
 ミツバチは新芽、つぼみ、樹皮などから集めてきた樹液、樹脂、植物色素系物質を原料にして、プロポリスを作ります。植物の樹脂には傷つけられた箇所を守る役割があり、優れた抗菌作用を持つ成分が含まれています。また、新芽やつぼみには微生物などから芽を守る「抗菌作用を持つ物質」が存在します。
 さらに、自然界に生育する植物は常に酸素や紫外線にさらされており、絶えず発生する活性酸素から身を守らなければなりません。そのため、植物は抗酸化力を持つポリフェノール(フラボノイド、フェノール酸など)を産生していると考えられています。ポリフェノールとは自然界に生育している植物に含まれる色素や苦みの成分で、その数は数千種類にも及ぶと言われています。ミツバチが作り出すプロポリスには、こうした植物のチカラが活かされていると考えられています。