悪玉菌の働き
 悪玉菌の多くは、腸内の脂肪、糖類、アミノ酸などの栄養分を腐敗させる細菌です。近年、日本人の食生活が欧米型に変化してきたため、腸内環境が悪玉菌の好む環境になりがちだと言われています。
 悪玉菌が活性化すると、善玉菌の働き(腸内環境に有益)が抑えられるだけでなく、腐敗が進み、有害物質が産生されますので、私たちの健康にも影響を及ぼしてしまいます。
健康な腸内環境を保つためには、善玉菌が好む食事を心掛けるだけでなく、悪玉菌が好む動物性脂肪や糖類などの摂りすぎにも注意することが大切です。
実は悪玉菌が作り出す物質は腐敗しているため、腐敗臭がします。この腐敗臭が便やおならの臭いの原因にもなっていますので、便やおならが臭くなったら要注意かもしれません。