当法人の目的
視覚障害者の様々な社会参加に関する支援事業を行い、以て視覚障害者の福祉の増進に寄与することを目的としています。
知ってほしい、「ロービジョン」の現状
 ロービジョンとは、視機能が弱く日常生活や就労などの場で不自由を強いられている状態や、そのような人のことを指します。いわゆる「視覚障害」で、全盲ではなく「見えにくい人」とも呼ばれています。原因や症状は様々で、一人ひとりが感じている「見えにくさ」はそれぞれ全く違い、大きく幅があります。
 日本においては、視覚障害認定者は全国約31万人(平成19年度厚生省報告)いますが、実際には同ビジョン者の数は164万人いると言われています。これだけの人数がいながら、一般的には「視覚障害=全盲」と思われていることが多く、社会的に十分に「ロービジョン」が理解されていない状況です。そのことから、「視覚障害者手帳の交付を受けていない」、「公的支援の申請も方法も知らない」、「本来当事者に届くべき情報が届かない」という実態になっています。
 岩手県においては、現在身体障害者手帳取得者数は3,535人いますが、ロービジョン社の数は障害者手帳取得者も含めて推定17,675人いるとされています。

活動内容と今後の計画
①視覚障害者や家族との相談会
 月1回の頻度で交流会などの予定
②視覚障害者 各種研究会
 ドクターやシ能訓練士などの支援セミナー
③福祉機器販売
 被災地仮設住宅にて開催予定
④商品開発
 岩手大学工学部、産学共同研究
⑤講演会
 医療講演、パラリンピック選手や盲目のピアニストなど
⑥フリースクール・趣味・スポーツ推進事業
 サークル活動
⑦視覚障害者調査研究・情報収集
 H26 岩手県立大学地域共同研究
⑧視覚障害者用高齢福祉マンション
 現在計画中。10年後に建設予定
⑨視覚障害者用グループホーム
 H29年度予定
⑩就労支援・企業とのマッチング
 一般企業への就職支援